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グリーンフィールド |
2002年1月増刷。表紙カバーがちょっとソフトな手ざわりに変わりました。 |
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◆『ドーム郡ものがたり』をリアルタイムで読んだ読者が、やがて児童書出版社の編集者となり、わたしの担当者となって目の前に現れる、という、いってみれば作家冥利につきるような出来ごとがわたしの身に起きるとは思わなかった。そして、この作品を『ドーム郡ものがたり』から20年目に出版することができた。いろんな因縁があり、いろんなつみかさねがあって、ひとつの山を登るようにして、やっと一冊の本ができるということをこれまでにも何度も経験してきたが、この本もほんとうに紆余曲折ののちに完成した。一時は編集者もわたしも、出版をあきらめたことさえあった。こんなふうに書けば、とても芝居がかっているが、本当のことである。今でも、この作品が完成するまでのいくつかのシーンをあざやかに思い出す。最終稿ができたとき、しばらく呆然としていた。作品が要求していた『理想型』に何とかしてたどりつけた、という想いからである。うれしい、というよりは、大切な勤めを果たすことができてよかった、というような想いの方が近いだろうか。もちろんこれまでのわたしの作品同様、この物語が合うひと、合わないひとの区別は確実に存在するけれど、合うひとにとっては、多くのものを受けとめてもらえる作品であることを確信しています。どうか読んでみてください。 ◆それにしても、挿絵のすばらしさ。佐竹さん、ありがとうございました。つい先日 小6の子と挿絵を見ていたら「ほんとだ!『風』が吹いてる!」と。 |
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