アイドルをめざせ!



わくわくライブラリー
『アイドルをめざせ!』

1993年10月 発売
芝田勝茂・作
若菜 等・画
発行 理論社
¥1,020(税込)
[ISBN] 4-06-195626-4

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小学生がバンド?って、そのころは新しかったんだよう
ファンタジー作家、はじめてエンターテインメントのシリーズ(?)に手をそめる。小学生のロックバンド『ナフタリン』に、未来はあるのか?


button.gifあらすじ
学校、クラブ活動、塾の合い間をぬって、「ナフタリン」は練習、練習の日々。だって四人は、うたうことがなによりも好きなんだ。楽器不十分、練習場所ナシ、条件は最低だけど、ファイトだけは満々。みんなに内緒でなんとか練習を続けてきたけれど、ついに知られてバンド解散に追いこまれるム。四人の熱情でのりこえられるか?笑いとなみだのさわやかストーリー。


◆なつかしいなあ。小学生バンド、『ナフタリン』結成の場面。ナッキ、フーちゃん、タッペ、それにルミの四人がそろうシーンである。一作目はルミ、二作目はフーちゃんと、それぞれ主人公をかえていこうと思っていた。本格的なシリーズにしたかったのだ。ちなみに挿入歌の『恋人はキャンプ・カウンセラー」は、いつもサマーキャンプやスキーキャンプで、キャンプファイアーの最後にカウンセラー諸君といっしょにうたう歌。アイドルシリーズだけではないが、作品にはキャンプで知り合った少年少女たちがいろいろ登場するのでわたしのキャンプ仲間たちは楽しみにしていた。この中では作詞家として出てくるふたごの兄弟も、とてもさわやかな少年たちだった。少女バンド、ムラサキツユクサのアヤ姉のモデルとなった子は、のちにユナイテッド航空のスチュワーデスになった。

書評リンク

・読みはじめて2ページ程、おかしくておかしくて、本当に心から幸せでした。話がこうなればいいなって思った通りに進んでいくから、嬉しくて嬉しくて……。この本は小学生上級向けとなっています。活字も、国語の教科書より大きく印刷されています。けれど、今読んでとても感動してしまいました。嘘とか反抗とか教師の見方とか親との葛藤とか、今の私達にも共通するテーマじゃないかなって思います。主人公たちのバンド"ナフタリン"の曲の歌詞も文章とマッチしてとても素敵です。
(都立南多摩高校図書委員会会報『魑魅魍魎』1991年02月27日号)

※上は都立南多摩高校、都立芸術高校、都立城東高校の図書委員会が合同インタビューを申し込んできて、それに答えたときの号に載っていたもの。