芝田勝茂と読む古事記

2012年、数々の神話を現代に伝える「古事記」が編纂されて1300年を迎えました。

少しずつBlogから抜粋していきます

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2011年10月02日 ブログより
彼岸花が咲き、金木犀の香る10月朔日。「ファンタジー作家と読む『古事記』」の会、9名の参加で行いました。 最初に「なぜ今、古事記をやるのか?」について(3.11以後のわたし自身の変化、「こころの中の自然」とは何かを追求したい、というようなこと)をお話し、古事記の概要を説明してから、劇団『コノフの森』の看板女優、鈴木亜未の朗読とともに「天地初めて発(ひら)けし時、高天原に成れる神の名は……」という冒頭からの、ファンタジー作家による独断と偏見(笑)古事記解説がはじまりました。……で、芝田、例によってあちこち暴走、爆走するし、みなさんの突っ込みもあるしで、笑ったりしているうちにあっというまに2時間が終わってしまいました。参加されたみなさん、とても素敵な方々で、わたしはこういう出会いがとてもうれしかったです。(以下中略) 参加されたのは芝田作品やブログの読者である、という小学校の先生や司書の方、ファンタジー研の方、アニメ関係の方、編集者……さまざまなお仕事のみなさん。とりあえず好評だったようですが、この短い時間では、結局用意したプリントの半分ほど、アマテラス大神、月読神、スサノオの誕生までしかやれませんでした(予想はしておりましたが)。このつづき、やったら来られますか?とおたずねしたら、「ぜひ!」という力強いお答えが返ってきたので、近いうちに第2回をやってみたいです。次回はみなさんの突っ込みも、今回以上にスルドクなりそうですが(笑)。終わってからの喫茶店では、荒井さんの知り合いの子が『ジアコギ』のファンだったとか、今関さんと芝田作品の出会い(妹さんの本棚で『夜の子どもたち』を見つけて、それからはまったとのこと)とか、楽しいお話がいっぱいでした。みなさん、よくぞこんな「得体の知れない」ふしぎな集まりにお越しくださいました。第2回、かならずやりますね!とりいそぎの報告まで、です。