scen3



★幼虫飼育★

現在タランドゥス・レギウスにしても、大きさでは
WDにかなう固体は出てきていないようです。
この事から現在の飼育法よりも、より良い方法が有るという事に
なるのですが、私自身は試行錯誤しているのが現状です。

やはり低温の方が良いとは思うのですが、
完全に温度管理できる場所を持っていませんので、
できる事を工夫して良い結果に繋げたいと思います。

我が家では冬は20度弱〜夏は25度、
(夏場一時的に27度)で管理しています。

★飼育★

scene2でプリンカップで体がしっかりするまで飼育した幼虫を
今度はより大きな瓶に入れてあげましょう。
容器はブロー容器での飼育がオススメです。

1本目に入れる時点ではなるべく大きな
容器に入れるようにします。(1.5L〜2L〜)
理由はいくつかありますが、
@とにかく大食漢である。
A暴れだしたら止まらないので1本目が非常に重要
以上が主な理由です。

♀の場合はある程度温度をかけてやって5ヶ月位で成虫まで
もっていきます。これでも我が家では50mm以下は出てきません。
大きいメスは54mmありました。(常時25度に設定)

ただしタランドゥスは雌雄の判別が難しく、初二令でプリンカップから
移す頃では判別は困難です。
(3令でも26gの♀を見た時は半信半疑でした。お前はオスかと(^_^;)アセ)

ですから1本目でなるべく大きな容器に
入れるのです。


ポイント

幼虫は3令中期以降に暴れる事が非常に多いです。
僅かな環境の変化で暴れてしまうようです。
原因は以下が考えられます。

                          @菌糸瓶の交換
                        A温度変化
                        B酸欠
                        C糞によるアンモニアの発生


対処方

                            ・温度に変化をつけて止まるところを探す。
                          ・温度を上げて蛹化を促す。
                          ・菌糸瓶の口に張る菌糸膜を取る
                          ・幼虫が居る空間付に針などで穴を開ける。(上下に開けましょう)
                           ※ブロー容器限定