2007年09月21日
★児童文芸 詩のサロン

『恐竜のうた』は、拙著『進化論』(講談社YA)のモチーフとなっている、「恐竜は進化して鳥になった」という説(まあ映画『ジュラシックパーク』の最後の場面もそうですが)からヒントをえて作詞した、もともとはわたしのサマーキャンプのテーマソング。
「地球が悲鳴をあげている」とか、「そうだ生活を変えてみよう」「考えを変えよう」とか恐竜が考えるものだから、「おお、ついにキャンプソングが、地球環境をテーマにするようになった!」と、そのころみんながおどろいた(笑)うたです。
ジアコギの粂川拓也さんが曲をつけてくれ、楽しいキャンプソングに仕上がりました。
そのころはまだ1番しか歌詞がなく、未完の作品だったのですが、やがてジアコギの路上ライブでもしょっちゅう歌ってくれるようになり、みんなが楽しく歌っているようすがうれしかったので、なんとか2番をつくり、ジアコギに提供しました。
あのころ、ジアコギのファンに、「ねえ、どう、この2番の歌詞は?」と、おそるおそるインタビューしたものです。「だあれ、このおじさん」という顔を露骨にすることもなく、やさしい彼女たち(ジアコギのファンは若い女の子がほとんです)は「いい。かわいいー」「楽しいー」と答えてくれ、作詞したおっさんをほっとさせてくれたものでした。ちなみに2番は「ある日北京のポプラ並木で一羽のチョウチョがおかしな夢を見た」という詩ではじまります。これまた環境問題における「北京で一羽のチョウチョがはばたけば翌日ニューヨークで嵐になる」という説からの環境運動の話(たったひとりからはじめなければ、何事も変わらない)を、なんとかもりこみたかった、という、メッセージ性の強いうたです。
で、こんど日本児童文芸家協会の主催する『児童文芸 詩のサロン』に出品しないか、といわれて、そうだ、『恐竜のうた』でいこう、と思った次第。画家の毛利ひろみさんが、すばらしいイラストを添えてくださっていますので、池袋の近くに来られた方はぜひお立ち寄りください。
会場は池袋の駅からすぐの第2三笠ビルというビルの8F。そういえばジアコギがよく路上ライブをやった広場の近くです。わたしの仲間の作家たちの個性あふれる詩に、楽しいイメージイラストがついています。詩はすべて作家たちの自筆原稿。はっきりいいましょう、一人をのぞいて、みんな字が上手(爆)。ええと、来週の火曜日までやってます。

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