★今年はワールドカップ。
★あっというまに2月になってしまいました。今年最初の近況です。さて2006年。考えてみれば(いや、考えなくても)4年にいちどのサッカーワールドカップの年ではありませんか。そして、気がつけばわが日本代表は、なんとそのワールドカップに、予選を勝ち抜いて出場するではありませんか。……あのドーハの悲劇からもう12年がすぎたのですね。そして、ジョホールバルの歓喜のゴールからもう8年がすぎ、日韓合同開催のワールドカップからさらに4年がすぎたというわけです。時のたつのが早いこと。だれも測れないからわたししか知らないことですが地球の自転速度はぜったいに速くなってます。宇宙全体に。ほんとです。
★そんな、地球の自転速度までわかっちゃうわたくしめが、今日はそのワールドカップについて、大胆な予測をいたします。今年の日本代表は、どんな結果になるだろうか?ということですが、みなさんはどう思っておられますか。はっきりいいますと、同じ組にいるオーストラリア、クロアチア、そしてブラジルは、とんでもない相手です。クロアチアは欧州王者。ブラジルはいわずとしれた優勝候補、オーストラリアは海外で活躍する選手も多いうえに、なんと前回あの韓国チーム怪進撃の立役者、ヒディングが監督をしているのです。かたやわがジーコジャパンですが、個人技がきわめてすぐれているかといえば、そんな選手はひい、ふう、みい。ではトルシエのように組織サッカーで試合を組み立てていくのかといえば、ジーコさんときたら「あひ〜選手の〜う〜自由に〜え〜させるのさ〜ひ〜(以上ポルトガル語)」という具合で、ちっとも組織戦術の練習しない。そもそもジーコさんはこれといった理論も試合の方針もなくて、いきあたりばったりのひとなんです。身内をコーチにしたり、だれが考えても「?」な選手起用をしたりね。さらに日本伝統の、「得点力不足」。そう、じつはこのチームには世界レベルの得点能力をもったFWがいないのです。それなのに、なんとか予選に勝った(これ自体が奇跡的)。そういう状態です。さあこれで本番で勝てると思いますか?
★ええ〜っ、そんな話きいてないよう。だってテレビとか、ワールドカップでは勝てるっていってたじゃん〜〜というあなた。この期に及んで、まだ「テレビとか」信用してますか。女子バレーボールやらフィギュアスケートやらで「国策」放送しまくっているスポーツ番組を信用してるんですねそうですね。いいですよ別に。それが国民というものですから。そうです。はじまるまでは、みんな「日本はやれる!」と信じて突入するのです。でも、国力の差は76対1なのです。そもそも負けたときのことなんか、だれも考えちゃあいない。どうやってたたかいを終わらせるかも考えてない。だれが責任をとるのかも考えてない。そうして戦争がはじまった……あ。ごめん。いつのまにか前の、って60年も前の戦争の話してました。話を戻します。そう。わたしのここだけの大胆予測ワールドカップ。
★なんと初戦の豪州戦に、ジーコジャパンは負けてしまいます。いいところはひとつもなし。「これがいちばん重要な試合」といったにもかかわらず。こうなると一挙に論調は変わります。今まで浮かれていたけれど、冷厳な現実が見えてきてしまうのです。「なんだ〜。だめじゃん」こうなると、「クロアチアとは引き分け」という希望的観測までありえないような気がしてきます。ところが、1−0で負けていたクロアチア戦、ぎりぎりで引き分けに成功するのですよ。これで日本は1敗1分け。この時点で、ほかはどうなっているかといえば順当にブラジルはオーストラリアに勝ったのはいいけれど、クロアチアとは引き分けています。そこでブラジルは1勝1分け、クロアチアは2分け、オーストラリアが1勝1敗。そうなるとどうなるかといいますと、クロアチアとオーストラリアは勝ったほうが1次リーグを突破しそうですが、余裕で日本と対戦するはず、そして「あわよくば負けてくれるかもしれない」といっていたブラジルは、なんと日本に勝たねば1次リーグ突破できない、ということになってしまったのです。あらまあ大変。首の皮1枚残っていたはずの希望が、絶望に変わっていきます。カナリア軍団が、本気で襲いかかってくるわけですもん。
★かくして、絶体絶命の1次リーグ最終戦、日本対ブラジル、となるのです。え?もう聞きたくない?そうか〜。残念だなあ。ここからが面白いのに〜。(この項つづきません)
◆2006年 1月 雑誌『日本児童文学』1・2月号(特集「笑える!」)に短編『虎狩り』掲載。
◆2006年 1月 『ちゃぐりん』(家の光協会)に短編『土曜の午後のピアノ』掲載。
◆2006年 1月 日本児童文学者協会のホームページ『リレートーク・どんな本が好きだった?』に掲載。
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