2002年3月31日 |
★春のスキーキャンプしてきました★
小学校から中学・高校・それに新大学生まで多様な年令層の子どもたちと4日間のキャンプしてきました。まあキャンプといってもイメージがなかなかわかないと思いますが、みんなでスキーレッスンはもちろんするのですが、ロッジの方までまきこんで全員参加のゲーム(たった一人の犯人が、みんなの夢を奪っていくという…名づけてドリーム・キラー)したり、夜はジュースパーティーやディベートしたり(もうみんなの発言はおもしろいです)、「おやぶんバンド」のコンサートがあったり、いろいろもりだくさんの濃い四日間。特にティーンズ(13才〜)にとっては、ふだんはつきあいのない上の世代の高校生や学生(〜)となんでも話し合える、貴重な場です。泣いたり笑ったりしながら、みんな新しい季節へと飛び立っていきました。すばらしい若者達である「キャンプ大好き」スタッフに支えられて「おやぶん」と呼ばれるキャンプ・ディレクターはしあわせでした。つづきは掲示板で。
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2002年3月24日 |
★作家の妄想(その1)〜月について〜★
月がどうやって誕生したか、知ってます?さまざまな説があって、初期のころに星雲が集ってできたという「兄弟説」、赤道部分が飛び出したという「親子説」、近くにきた天体が、地球の引力につかまって月になったという「他人説」、惑星が衝突し、そのぶっとんだ地球の一部が月になったという「衝突説」などです。で、わたしが大胆に正解をいいます(勝手に)。これは、「衝突説」しかないのです。わけをいいましょう。地球の生物は、ウイルスから人間にいたるまで、ほとんどのものが雄と雌に分かれていて、両者の交尾によってというか(植物の場合は受粉ですとか…まあいろいろね。わかるね。)雄と雌の出会いがあってはじめて子孫を残すということになっておるのです。こほん(学者ふうに言ってるわけだからね。いちおう咳払いもしなくては)。はっきり申し上げよう。こんな面倒なことをするのは、地球の生き物だけです。なにがDNAの増殖のための利己的遺伝子だっ!子孫をつくるんなら、雄も雌もなくして単一生殖で増やせるようにすればいいんです。だって。ある動物は自分の伴侶と出会わなければ絶滅してしまうかもしれないんですよ?こんな不都合な増殖の仕方がありますか。要するに「男と女」がいるのはこの地球という太陽系第3惑星だけなんです。さてここからが本論です。なぜ、この星の生き物は、そういうスタイルをとってしまったのか。答えはもうおわかりでしょう。そう。地球が生まれたときの、この衝突の記憶。二つにぶっちぎられた時の思い。すなわちこのわたしたちの星の痛烈な記憶が、この星のすべての生き物の記憶ともなり、この星に生きるものはすべて、Aというサイド(男性)と、B(女性)というサイドに分裂したのち、ふたたび合体しておのれの分身を産む、ということになってしまったんです。その分身が誕生するとき、かの遠い昔の星の一部(月)が、今でも大きなかかわりをもっていることは知っていますよね。なんという大きなドラマのなかにわたしたちはいることでしょう。そんなことを考えながら、みなさん、対象となった異性の方を見つめてごらんなさい。そう。そんなにはるか遠い時間の果ての「星の記憶」によってあなたと出会う運命だったわけです、その方は。
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2002年3月17日 |
★熱気あふれる「プレアデス」同人★
「鏡のむこうにぼくがいる」(3枚)と、「赤いリボンと宇宙船」(18枚)のふたつの原稿を仕上げた。結局、依頼を受けたのは一ヶ月前でも、やっぱり締め切りにならないと書かないのだなあ。でも、それまではけっこうなんだかだと考えてはいるのだ。で、一気に書くことになるわけである。今回はほんとに「3枚」の難しさに泣いた。じつは2篇書いた。最初のは捨てた。なぜって、つまらなかったからだ。…そうでもなかったかもしれない。でも読み返してそう思ったんだもの。さあ、明日からは10日後にせまったスキーキャンプの準備をしなくては。春だ。春になるんだ〜。
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2002年2月21日 |
★シンクロニシティー(その1)★
このHPを開いてからというもの、このことばをすこしばかり身近に感じる。なにか、いろんな出来事はばらばらに存在するのではなく、すべての出来事はひとつのジグソーのように関連しあい、ある流れであるとか、ある大きなかたちであるとかいってみれば次元の異なるところから見たときの「整合性」のなかにあるのだ、というようなことである。この発想はわたしの作品のなかではすごく強くて、特に『夜の子どもたち』では露骨に語られたりしているが、自分の実生活のなかで体験することはまれだった…といっても、あることはあった。最近になって「まれ」ではなく、かなりの頻度で体験するのはいったいどういうことだろう。まあしかし、こういうことはさほど真剣に語るものではなく、「偶然ってすごいねえ〜」というくらいにとどめておいたほうが良いのではないかとは思うのだけど。
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2002年3月12日 |
★読者カード★
編集者より『サラシナ』の読者カード届く。
「私は図書委員なのですがサラシナは新刊のコーナーの中でもみんなの目を引き、
よくかりられています」(15才・都城市)
「すごく満ち足りた恋物語だったと思う。ノ佐竹氏のイラストも美しい」(18才・流山市)
「芝田さんのデビュー20周年の愛蔵版として「サラシナ」の絵の佐竹さんは大好きな
「メニム一家の物語」シリーズを描いた方なので重ねてうれしかったです」(53才・多賀城市)
「読後はさわやかな感じだった」(36才・山口県熊毛郡)
などなど。最年少は12才(奈良県)だった。ちなみにこの12才の子は「お子さまのお名前」の欄に「いません」と書いていた。それはそうだろう。15才(大垣市)の子は感想のあとで「少し希望するなら、しおりのひもをつけていただきたいなと思いました。)と書いていた。なるほど。読者層は、「きみに会いたい」よりは若干高いかな、という気がする。「きみに…」の場合は中学生が圧倒的だった。今回は高校生も多い。数日前に届いた『日本児童文学』の書評でも取り上げられていた。
「…既成の有名作品に素材やモチーフを得た創作は、既視成感(?ママ)で損をすることが多く、独創性の欠如を感じさせてしまう危険があります。が、作者は現代の女子中学生をタイムワープ(?ママ)によって古代に投げ込み、古代日本の東国青年との結ばれぬ恋物語にしたてあげ、現代風に味つけすることに成功しています。…この恋情の哀切感が新鮮です。」
(『日本児童文学』2002年3-4月号)
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2002年3月5日 |
★八塚市クイズ★
◆いやあ、『夜の子どもたち』読んだ人たちでもりあがってしまいました。楽しかったです、八塚市クイズ。でも読んでない人にはちょいつらかったかもね。未読の方、ごめんなさいでした。とにかく「8」づくしの小説、それが『夜の子どもたち』ですが、最後の夜が8月8日の夜ということで、小説書いたあと、毎年8月8日はいつも「おお?今日は…例の日!」と思いながらすごしてました。さすがに書いてから15年もたつと、そんなことは思いませんけど。最後の玄室の場面、気がつくと「あれ?子どもたちに正夫にルミで…7人?」と思ったときはどうしようかと思いました。でも、そこはそれ、ファンタジーの神様がいいようにしてくれたと思ってます。…そうだ。忘れてましたよ。八塚市のモデルはもうひとつあったんでした。岐阜県郡上八幡市。町のサイズが、ちょうど八塚市と同じくらいかな。それとねえ、真夜中に連日連夜くりひろげられる「郡上踊り」の、ちょっと不思議な熱狂。(あれも8月の夜ですね)まあそういうわけで、いろんな町がモデルになっているといっても過言ではありません。そうです。八塚市というのは……あなたの住んでいる町なのです。(こわがっておくれ〜)
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2002年2月14日 |
★来訪者名簿の追加★
◆下の来訪者名簿に書き加えます。たくさんの書きこみをありがとうございます。書きこんでみたいけど恥ずかしい、というひともいるかと思います。ちょっと派手なやりとりを見ると、「あんなこと書けない」とか、「書いた内容に対してつっこまれるのも嫌」と思ってしまう方もいるでしょう。ほかの人の発言にレスをする場合、そんな思いを抱えて書いている人、そして見ている人もいるのだということをちょっとだけ考えていただければと思います。自分の書いたことに、ちらとでも批判ぽいことを書かれると、だれだって「書かなきゃよかった!」と思います。 なんでわざわざそういうことを書くかといいますと、ここの掲示板に、いろんな方に来ていただきたいからです。子どもたちにも来てもらいたいからです。どうぞ、どなたの発言もおおらかに受けとめてください。
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2002年3月2日 |
★二十年ぶりの友(その2)★
2/21付近況報告で予告(?)した作家松原秀行さんと2人の編集者といっしょにちょっと遅れた「新年会」(笑)を。昨年から懸案で、おたがいに忙しいものだから延びに延びて、「では旧正月の新年会ということで」とかいいながらスケジュールを調整していたが、さすがに3月の声をきくころになると「新年会」というのも恥ずかしくて「例の会」とかいいながらやっと集まれた。それでも某編集者その1など睡眠時間2時間半で駆けつけてくれたわけで、忙しいのはあいかわらずだったけれど、短い時間、とても楽しくて、おいしいお酒が飲めました。(某雑貨さん「なまちゅう!」試しましたよ!ちゃんと渋谷の店でも通じました!…きょとんとしてたのは某編集者その2)おたがいの本を読んでいるということは、こんなに気持ちが通じるものなのでしょうか。それともわたしと松原さんだからなのだろうか。いま、講談社「青い鳥文庫」で、「パソコン通信探偵団事件ノート」のシリーズを出している松原さんの本、ほんとに面白い。本体価格が500〜600円代なのもすごい。それでいて、たっぷり楽しませてもらえる。「竜太と青い薔薇」以来、いきいきした少年少女たちを描かせると、この人の右に出るひとはいない。ファンが多いのもうなずける。わたしも、こんなエンターテインメントを書いてみたい!とつくづく思った。児童文学やってるからには、こういうところで少年少女たちをわくわくさせたいと思うのは当然でしょう。「やろうよ、芝田さん!」と励まされた。やります!やるぞ〜!。 |