私を第一原発に派遣して下さい!

福島県知事、枝野官房長官宛の公開手紙

2011年3月18日

神奈川県川崎市中原区小杉町

電話: 044-739-nnnn 携帯: 070-6658-nnnn

Eメール: mike@j02.itscom.net

 

巨大地震、大津波による被害を受け、無くなった6千人の方、東北関東各地被災地で怪我や家屋喪失し、避難生活を余儀されなくなった皆さまに、哀悼の意を捧げるとともに、心よりお見舞い申し上げます。

 

私は神奈川在住、帰化した元中国人の李前衛と申します。

 

この度の震災、津波、原爆危機に当たり、災害の影響を少しでも食い止める為、私は福島第一原発に派遣されるよう強く要請致します。

 

現場の3号機でも4号機でも、何処にでも行かして、何でも役に立てる事が有れば、やらして下さい。宜しくお願いします。

 

テレビで福島県佐藤知事の会見を見ました。ショックしました。泣き崩れました。

怒っています。記者会見に誤魔化す以外何も出来ない東電の偉いさん達をこの手で打ち殺したいとも思いました。

 

官房長官の枝野さんに申し上げます。貴方はこの史上前例無い巨大災害の前に良く頑張って立ち向かっています。情報不足や不安、生活難の国民に貴方の落ち着いた発言や誠実な対応はどれ位皆さんの救いになったかは計り知れないと思います。政府の他の要人が皆逃げ出したような状況で、唯一貴方が立派で、敬意を表したいと思います。

 

だからこそ、枝野さん、貴方に申し上げます。日本の政府の今回の災害、特に福島原発危機への対応は、全く駄目と言っても良い位無力で、間違いだらけです。その無力と間違った対策の所為で、一週間近くの時間を無駄にし、日本の国民身ならず、地球上のあらゆる生き物に取替えのつかない被害をもたらし、その責任者は人類歴史に刻む罪人になって来ています。

 

3月15日に福島原子力発電所事故対策統合本部の設置と政府の発表が有りました。遅すぎると思いました。地震の発生は11日、3日以上の経ても対策本部と言う指揮が無いと言うのは、戦争で考えた場合、日本はもう特に潰されましたのでは有りませんか。

 

元も、地震は予知不可で突然の事故と言っても、地震、津波発生以降は、何が起こられるかは予測できるし、直ぐにも対策を講じ、最善緊急の対策、次の予備処置、最悪事態発生時の対処手段等を、どう言う体制で実施する事もその時点で練り始めるべきです。それなのに、3日間に何も計画らしきもの建てずに只時間を無駄にしただけではありませんか。

 

それに管総理は『国難とも言うべきだ』と今回の震災を喩えましたが、それなら何故、最初から国から指揮と取らなく、何日も一民間企業に過ぎない東電に任していたのでしょうか?一企業のトップなら、社員の安全を第一優先に考えるのも仕方の無い事ですが、今回の事は、数十万の国民を原爆に晒す危険性が有るから、第一線の作業員の安全より、他にどんなに重要なこと有るかは、喩えその第一線の作業員も判る筈でしょう。

 

この状態だから、東電の記者会見で言われたことは、私にはどうしても理解できません。

最初は、原発内の『詳しい状況が判らない』とばかりでした。私は疑問に思います。何故、状況を分かるように人を行かして調査しないのですか?貴方達の仕事でしょう?現場の社員は職場の状況を把握し、危機を回避する責務が有るのでしょう?もし、『危険だから怖くて行けない』と言うなら、それを記者の前にはきりそう言ってください。そしたら、皆がどうすれば良いかを考えるでしょう。それをはっきりしないままに一日一日時間を無駄にし、事態をどんどん悪化させた責任は東電のリーダーにあると思います。

 

2号機の水素爆発が起きた時も、遠くから撮影された写真の白い煙が見えたのに、一時間後の記者会見では未だ何が発生したかは『判らない』一点張りです。周囲の放射線を測定して、『直ちに人体に被害の及ばない』位の報告に安堵し、次に何をしなければならないことは一切考えない姿勢には本当に呆れた一語としかありません。

 

ますます酷くなる中、今度は使用済みの核燃料の保管プールにも水が無くなる事態が生じ、それに対処としては空中散水やら遠隔放水やら、聞いて笑えない『対策』出されても、実施する人間が居ないから中止とか、こんな話は30キロ圏近くの国民に言って恥ずかしくないでしょうか?元も有識者の間では、こんな馬鹿げた処置は効きませんと言いますが。

 

未だに『現場に人の安全・・・』とか言っているのはそもそもの間違いだと私は思います。

『政府で、国を挙げて、国難を乗り越える・・・』?このように豪言を発するなら、本当に『国難』として対処しようよ。福島県の佐藤知事が言うように、これは我々一つの県や東北の問題ではなく、日本国民全体の危機として認識すべきです。誰もこれを否定しないけれども、皆はこの認識の上で行動して居るのでしょうか?

 

国難なら当然誰かの犠牲は伴います(被災の犠牲者の皆様のことではなく、国難を乗り越える為に必要な行動に出て、其処で皆の為に犠牲になること)。国難なら必要の場合、通常のルールや法令の一部例外を認めることも必要です。戦争中の特攻隊隊員の行動を是非する心算は無いが、それはその戦争の目的で、今は戦争の為ではなく、一般の国民の生死の為、何故死を覚悟して立ち上がる志願者を、政府の方から堂々として奨励し募集しないのでしょか?

 

私はこの為なら喜んで現地に向かいます。多くの日本人、中国人、その他の外国の方も、きっと出来くると確信します。放射線を怖がる連中は下がって下さい。我々は行きます。

 

但し、専門家の方にお願いします。計画をキチンと作りなさい。我々は何をすれば良いか、綿密に考え、行動方法を教えて下さい。勿論、専門家の方、東電の社員の方の中にも志願者が出て来れれば心強いです。

 

それから枝野さん、政府にもお願いします。先ずは、非常事態を宣言し、更に拡大する事態を食い止める為に、少数に犠牲を伴う事を認め、国民にお知らせ下さい。それから志願者を募集して下さい。行ってそんなに被害されない可能性も有るかもしれないが、この事態に於いて、生命が無くなる覚悟の人だけ募集して下さい(曖昧になったら後に困ります)。

 

それかれ、食料、設備、交通手段、必要の防御服等を用意してください。後は、志願者の家族の補助、補償(お金の補償も当然だと思いますが、一千万か1億かそちらでお決め下さい)等も確り考慮して下さい。

 

最後に言いますが、既に政府と東電の無能と卑怯に因って一週間もの時間が無駄にしました。もし地震当日この事態を予測して的確な処置を取るなら、危機を回避する可能性がもっと高かった筈です。今も既に手遅れだと思いますし、我々が行っても役に立たないかもしれません。それでも私は行かしてくれると強く要求します。喩え犠牲にして食い止められなくても、私は後悔しないし、怖くも有りません。何より、此れからも今まで見たいな呆れた対策に騙させ、被爆されるのを待っている福島県の皆さんが見ているのは辛くて、生きられない程です。

 

このお手紙をインターネット上にも公開するので、是非とも出来るだけ多くの皆さんの目に届く事が願っています。

 

それから、実名で書いていますが、混乱や悪戯等を避ける為、住所、電話番号等は伏せています。関係者、報道機関の皆さんはメール下されば、実情報をお教えします。

 

以上