「ヤコブへの手紙」

先日「ヤコブへの手紙」という映画を観ました。この映画にはとても感動した。
まず、短い。こんなにはやく終わっちゃっていいの?というくらいあっという間に終わる。だから忙しい大人におすすめです。そんなどうでもいい感想はもとより映画の本質に触れていることにしましょう。この頃、メールでのやり取りばかりで、誰から届いても同じ文字同じ書体で個性が感じられない。本当に表面だけの表現で、本当に言いたいことはもっと、その言葉の裏側にあるのに、その言葉に付随する様々な要素に秘密が隠されているのに、メールでテキストになったとたん隠れてしまう。本当に嬉しいのはそのひとらしさが手元に届くこと。会えたときと同じくらい感激してしまう。そしてその瞬間だけでなく、大切な手紙はずっと持っていることができる、ずっとそれぞれの場所にしまっておくことができる。
ストーリーの展開はもとより、映像の美しさ、心理描写に的確さが美しい映画だ。

「脱原発を強く望む」
100%安全ではないことが明らかになったいま、まだそれに依存しなければならない企業のあり方や国民の生活はかえてゆかなければならないことなのだと思います。日本人はとても意識の高い国民です。大切なことが何かを気づいています。在る程度の負担を覚悟し、原発をやめ新しい在り方を強く望む国民は多いはずです。