明日の風に吹かれながら


 

空に輝く 銀色の月
暗闇の中の 君を照らした

心を引き裂く 君の思春期
全てを見つめる 神様は何処

振り向いた横顔に
癒せない過去がある
君の今 少しでも
優しさに変えられたら

夢を見ること 忘れる程
苦しんでいた 君のことを
僕は見つめる せつないのは
他に何も 出来ないこと

こんなにも弱い 僕達に似た
暗闇に灯る 星々の悲しみ

墜ちて行く あの星も
この時を止められない
せめて今 輝いて
悲しみも 愛する力で

夢を見ること 忘れないで
君の今が 悲しみでも
明日の風に吹かれながら
強く生きる 君のままで


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